というのも、今年中に会社辞めることをモチベーションとしてきた今日このごろ、働くことで得られるものがどれほどあるかについて、ろくに考えていませんでした。
「生活すること」と「働くこと」の中間にあるのはブラックボックスみたいなもので、その中身は大して問題ではないのかもしれません。
原因→結果→目的
↑ ↓
目的←結果←原因
循環する1方向の矢印をイメージしていたものが、ほんとうは
原因
/ \
結果 ー 目的
こんなふうにそれぞれが独立した、思った以上にフレキシブルなものなのかも。
どれが先に来てもいい。
ここで、思い出すのは亀井さんの言葉。
「幸せになりたい幸せになりたいってずっと思ってると
幸せになりたいってだけで終わっちゃうんです
幸せだなぁって思ってるとずっと幸せのまま過ぎていくんです」
この言葉について「どんなに不幸せでも、幸せだと思い込むべし」というネガティヴな捉え方をしていたけど、もっとスコーン!と突き抜けるポジティブさを、えりりんは言わんとしているのではないか、と思いました。
とにかく「幸せだなぁ」という結果をまず立ててしまえば、そこに原因が追いついて、新しい目的が生まれる。
わたしはこの方程式を反対に使っていました。
「なんとなくかなしい」という漠然とした結果を元手に、なぜなら...と原因をいくつもコレクションして。これでは、ひ弱な目的しか育たなくて当たり前。
結果を立ててしまえば、そこに原因は自ずとついてくるんですね。
というのが、現段階の幸福論です。