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不定期連載 さゆみんとわたし 第11回「My Days For You」

今日は曇り空で出かけるのも億劫になったので、さゆみんのバスツアーDVDを見ていました。去年買ったものの、何となく見ないままでいるものがたくさんあり、このDVDもそのうちの一つです。
お母さんからの手紙にぼろぼろ涙を流し、お見送りのためにトランポリンみたいに跳びはねて大きく手を振るさゆみんを見て、みんなのことを最大限に愛してくれたから、みんなはさゆみんのことが大好きなんだと思いました。
人は、人に備わっているそもそもの素質は、こんなふうに誰かを好きでいたり、心休まる時間を過ごしたり、やさしくしたり、そういったことなんだと思いました。
さゆみんが卒業してからのこの1年で、わたしがさゆみんを思う気持ちは、より深い色合いになったように感じます。
秋になって、木の葉が色づくように。
いつか冬が来て、その葉は枯れ落ちてしまうのかもしれません。
けれど、その葉が今度は暖かな土となって、新しい芽を息吹かせるためにきっと力を貸してくれるだろうと、そんな気がしています。
ダンゴムシが岩かげに隠れるような、ペリカンが空を自由に飛び回るような自然さで、さゆみんを思う気持ちが、これからもわたしのそばにありますように。
そんなたくさんのささやかな祈りが、さゆみんの歩く道を、やわらかく照らしつづけてくれますように。