人生の10曲

以前NHKで放送されていた「ミュージック・ポートレート」をやってみたい衝動に駆られたので、10曲選んでみました。

 

1.河島英五酒と泪と男と女

河島英五 酒と泪と男と女 - YouTubeyoutu.be

自分にとっての原風景。家族のそばに必ずある音楽。

 

2.Carpenters「Calling occupants of interplanetary craft」

Carpenters - Calling Occupants Of Interplanetary Craft (Full Version) - YouTubeyoutu.be

初めて触れた洋楽が家にあったビートルズの青盤、アンソロジーの2と、カーペンターズのベストで、突然宇宙人が登場するこの曲のイントロがかかると、来た来た!と姉と笑い合っていた。自発的に音楽を聴くようになってから、そういえばカーペンターズっぽくないギターソロ入る曲あったような...と聴き返してみて、なんじゃこの曲は!?と再び衝撃。クラトゥというプログレのバンドがオリジナルだということはそこから更に歳月を重ねた頃に初めて知り、自分の音楽の趣味はここがルーツだったのか、と気づいた。

 

3.Mondo Grosso「Life feat.bird」

MONDO GROSSO 『LIFE feat.bird』 - YouTubeyoutu.be

カラカラに乾いたコンクリート、日差しを照り返すプール、運動場のクラスメイト。夏休みが生き生きと蘇る曲。

 

4.Ajico「カゲロウソング」

AJICO - カゲロウソング - YouTubeyoutu.be

忘れ得ない、生まれて初めて観たライブ。会場に着くと、ベンジー風な男の人が入口に立っていた。フェスティバル・ホールには精霊がすんでる、といったことをUAが話していた。ライブ終盤に歌われたこの曲で涙があふれた。音楽を聴いて泣くことがあるんだと初めて知った。何度思い出しても夢のような空間。

 

5.Blankey Jet City「嫌われ者」

blankey jet city 嫌われ者 - YouTubeyoutu.be

この曲がなければ高校の3年間乗り切れなかったかもしれないその①

 

6.Lily Chou-Chou「飛べない翼」

All About Lily Chou-Chou - 飛べない翼 - 呼吸 - Salyu (鈴木圭子) - YouTubeyoutu.be

この曲がなければ高校の3年間乗り切れなかったかもしれないその②

 

7.Radiohead「There There」

Radiohead - There, There - YouTubeyoutu.be

大学やバイト先で音楽や映画の趣味の合う人たちと出会い、どんどん内向的になってきたころ。

 

8.Perfume「ワン・ルーム・ディスコ」

[MV] Perfume「ワンルーム・ディスコ」 - YouTubeyoutu.be

カラオケに行ったときに、広島出身の友だちが上京する友だちに向けてこの曲を歌っていたのが、初めて聴いたperfumeだった。それまで散々勧められてきたけど「アイドルだから」という理由で、なかなか聴くに至らなかった。広辞苑ぐらいに分厚い偏見がここでやっと取り払われることに。聴く音楽の幅もぐぐっと広がり、その後のももクロハロプロへの傾倒は、すべてのっちに起因している。恐るべき、偉大なる大本彩乃様。

 

9.ももいろクローバーピンキージョーンズ

【ももクロMV】ピンキージョーンズ / ももいろクローバーZ(MOMOIRO CLOVER/PINKY JOHNS) - YouTubeyoutu.be

のっちがラジオでももいろクローバーにハマっていると話していて、どんな子たちなのかなぁと再生してみた1本のMV。それが「ピンキージョーンズ」でした。

まず曲が変。踊りも変。何この青色の美少女...って、もう脱退してて、今はZなのか。それからは、朝起きて、会社行って、帰宅してYouTubeももクロ見て、の毎日。情報収集のためにtwitter をはじめたのもこの頃。新規すぎて「メンバーカラーに意味はあるのですか?」などと古参の方に質問したりしていた。やさしい方ばかりで良かった...。

ももクロファンかつ音楽好きのフォロワーさんが多くて、職場では趣味の合う人がなかなかいなかったから、好きな音楽について情報を交換したり出来ることがうれしかった。

どんな逆境も、楽しみながら乗り越えてしまうももクロちゃん達の姿に励まされ、自分自身も社会人生活に闘いを挑んでいけた日々。彼女たちへの感謝を忘れたら、その時はもう自分はダメだと思う。

 

10.モーニング娘。'14「時空を超え 宇宙を超え

モーニング娘。'14 『時空を超え 宇宙を超え』(Morning Musume。'14[Beyond the time and space]) (Promotion Ver.) - YouTubeyoutu.be

道重さんがモーニング娘。の卒業を発表した2014年4月29日の山口公演。この光景にたどり着く為に自分のこれまでがあったんだ、と思った曲。

 

悲願の「紅白の向こう側」にたどり着いてから、少しずつももクロへの気持ちが離れてきていることに気づき、そんな自分を悲しく思いつつ、他のアイドルを聴きかじる期に入る。オタクになることになかなか踏み切れず「買い物ついでに通りかかりました」風に、気になるアイドルの無銭を見に行ったり。基本ぼっちだったせいか、それにも次第に虚しさを感じはじめる。

卒ヲタを考えていた頃、またもや大本彩乃さんよりご神託が。今、モーニング娘。のフォーメーションダンスがスゴい、と。モー娘。のことは知ってると思っていたけれど、「Help me!」のMVを見てみて、それが大幅な見込み違いだったことに気づき「道重さんのいるうちにこのグループを見ておかないと絶対後悔する...!」と直感し、ついにハロプロ帝国の門を叩いたのでした。(その後の日々は、当ブログの不定期連載「さゆみんとわたし」に詳しいです。)

 

 

以上、わたしの人生の10曲でした。

誰に聞かれてもないヲタ遍歴をさらす始末になってしまいましたが、自分という人間を語る上で避けては通れないと思いました。

結果論でしかありませんが、見て触れてきたもの全てが一つ一つの歯車となって、今日もわたしを動かしてくれているように思います。

 

いったい誰得なんだ、という文章を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。何かいいことがあるよう祈っています。ご静聴ありがとうございました。