「さゆロス」という言葉が心に浮かぶたび、わたしは何も失ってなんかないな、と思う。
いくら活動を休止していたって、道重さんの存在は相変わらずわたしの中で圧倒的に大きく、尊く、かわいい。
たくさんのやさしさや、楽しさを、与えつづけてくれている。
そのことが、わずかでもいいから本人に届くといいなと思う。
1年前のチェキのとき、伝えたいことをたくさん下書きして言えたのはたった一言だったけど、その言葉通りの今になっている自分を少し誇らしく思える。人から見るとくだらないことかもしれないけど、道重さんを好きなことは、わたしにとってお守りみたいなものなんだと思う。
信じられる確かなもの。
道重さんが元気で、これからも勝手に好きでいさせてもらえるなら、わたしはそれだけですごくうれしい。
恩返しをするには時間がどれだけあっても足りないから、今はそうするのにちょうどいい期間なんだと思おう。
それが、さみしさをまぎらすための言い訳だとしても。
(2015/10/26)