感想文

さかなクンとわたし〜映画『さかなのこ』を観て〜

劇場に足を運ぶことが叶わず、代わりに観に行ってくれた姉からグッズの手ぬぐいをお土産にもらったのが昨年の残暑の頃。それからBlu-rayも発売されていたし、レンタルをすれば観ることもできたけど、何となく今じゃないなぁとずるずるきていたらアマプラの新…

カーネーション感想

聡子に負けないくらい泣いて、完全に鼻がつまって口呼吸しかできず。「泣くことのほどちゃう」という声がどこからともなく聞こえるような。 一人の生き方というより、その人が周りをどう愛したかのほうが記憶に残るドラマだった。 誰かを愛した分だけ、自分…

『SAYUMINGLANDOLL~宿命~オリジナルサウンドトラック』に寄せて

はじめに 2018年7月、1枚のアルバムが一般発売されました。(会場では4月より先行販売。) natalie.mu 舞台本編を見ていない方や、「元モー娘。」としか道重さゆみを知らない方にこそ届いてほしい。しかしサウンドトラックという性格上、リスナーが限定されて…

道重さゆみ『SAYUMINGLANDOLL〜再生〜オリジナルサウンドトラック』全曲レビュー

1.エウロパ〜むかしむかし[Reading] 自分の部屋が道重さんで満たされていく。夢にも見なかったような日々の中にいる。 2.団長ガナシのドール箱[Inst]光が見える。うつくしい夢を思い出すように。 3.再生〜わたしはここにいるわ〜何があってもこれから先…

愛を露(あらわ)に

今日経験したことのほとんどはうまく表現しきれないし、その中には自分の奥底に大事にしまっておきたいものもある。 今は信じがたいけど、きっとみんな忘れてしまう。だから、いつか今日のことを思い出す手がかりになるよう、輪郭線だけでも描き残しておきた…

Tears Dry On Their Own

映画を見てから丸一日が経過しても、電車に乗っているときや、ゴミ出しのエレベーターの中で、エイミーのことを考えている。歌声が頭の中を流れている。 ドキュメンタリーといっても、そこには監督の主観が加味されているし、彼女が実際何をどう考えていたか…

キョンキョン

新神戸オリエンタル劇場へ、舞台『日の本一の大悪党』を観に行ってきました。 「 なんてったってアイドル」のリリース年に生まれたわたしがキョンキョンに関心を持ちはじめたのは、讀賣新聞の書評がきっかけでした。 自分の経験を交えた、書評というより随筆…

あかりんに初めて会った日のこと

阪急電車に乗って兵庫県立芸術文化センターへ。今日は、あかりんを観にいく日。今年は足かけ4年でももクロに会え、こうしてあかりんにも。不思議な年だ。観劇の経験は片手で足りるほどで、開演まで落ち着かずキョロキョロとしてしまう。案外女性が多い。子ど…

Healing Music

CD屋さんに見当たらず、とりあえずiTunesで購入。Ensemble Dal Nienteとは、シカゴ拠点のコンテンポラリー・クラシカル・アンサンブル。Deerhoofとは以前にも共演している。らしい。詳しいことは何も分からない。このアルバムの良さをどう表現していいかも。…