ペンギンのためにできること

昨年「すいたペンギンバザール」でコンコルド製菓さんを訪れてから、これほど日々に喜びを与えてくれているペンギンのために何ができるんだろう?と考えるようになりました。

思えば私はただペンギンを好きなだけで、どの種が絶滅の危機に瀕しているのか、自然に繁殖している種はいるのか、といった知識が欠如していることに気づきました。そこで、 ①現状の把握 ②減少の原因 ③個人レベルで出来ること、という手順で考え進めてみることにしました。

これらをブログにまとめたかったのですが、情報収集がむずかしくて頓挫していたところに、まさに私の目指していた内容のブログが更新され、これ!こういうの!と思いながら拝読しました。( ※英文です。ブラウザの翻訳機能で拝読しました。)

5 Ways to Help Wild Penguins

一部抜粋させて頂くと、ペンギンを救うための5つのステップとして下記の方法が紹介されています。

1.)  廃棄物を減らす

  • 使い捨てプラスチック(食料品袋、水筒、食品包装など)の使用を制限する。
  • 相乗りまたは公共交通機関での移動。
  • 海岸や川の清掃のためのボランティア活動をする。

2.)持続可能な食生活を心がける。

3.)信頼できる組織に寄付をする

4.)  あなたの声を届ける

  • 政府関係者に環境保護の重要性を伝える。
  • 気候変動の危険性に対処する政策を支援する。

5.)  広く伝える

  • ニュースを広める:SNSソーシャルメディアでペンギンを救う取り組みを共有する。
  • ペンギンを助ける方法について、友人や家族に伝える。

 

自分なりに調べたこと

加えて、私なりに調べた中で驚いたのが、昭和基地周辺のアデリーペンギンは海氷が少ない方が繁殖しやすく増加傾向にあるという調査研究です。 温暖化=ペンギンの減少と思っていましたが、必ずしもそうとは限らないようです。

じゃあペンギンのために温暖化対策をしてもアデリーにとっては良くないのかというと、先ほどの記事にもこのように書かれています。

南極の温暖化は、短期間ではペンギンにとって都合の良い部分があるかもしれない。だが、長い目で見ると、海洋環境の変化を引き起こし、餌不足で種の絶滅を招く恐れがある。実際、温暖化などで、今世紀末までに個体数が半分以下になるとの指摘もある。

2024年現在、アデリーは増加傾向にある準絶滅危惧種であるということも踏まえて、絶滅リスクの高いペンギンたちを守るためにも、やはり温暖化への対策は緊急の課題です。

「ペンギンもアザラシもクジラも、みんなオキアミに依存する。オキアミは氷に依存する。気候変動が氷に影響すれば、その影響はほかのすべてに及ぶ」

 

いま心がけている、ものすごく小さなこと

個人レベルでの影響は微々たるものですし、徹底できている訳ではありませんが、自分の思いと行動とを近づけるために以下のようなことを心がけています。

  • エコバッグを使う。
  • レンジ加熱や冷蔵庫保存にシリコン製やポリプロピレン製の蓋を使い、ラップの使用を減らす。
  • コンビニやスーパーで使い捨てのカトラリーをもらわないようにする。
  • お菓子やパンの袋をゴミ袋として再利用し、ビニール袋の消費を減らす。
  • 節電をする。エアコンの設定温度をほどほどにする。
  • ペンギンについてのニュースをチェックする。
  • 持続可能な漁業によって獲られた水産物に付けられる、認証マークのついた製品を選ぶ。f:id:iixviiiv:20240422170156j:image
  • フードマイレージを減らすために地産地消を心がける。あと、こういうマークもあるとを知りました。f:id:iixviiiv:20240422170321j:image商品を輸送する際、貨物鉄道を一定割合以上利用している場合に認定を受けられるそうです。そういった環境保護への取り組みを行っている企業を推していくことも、個人が出来ることと思います。

毎日の生活のなかで、これはペンギンにとってどうか?と意識を向けて選んでいくことが、彼らを守ることに少しでも繋がるのではないかと思っています。

 

ペンギンリンク集  <(・ ⊃ )з三 

ペンギン大学

ペンギンライブラリー[Penguin Library]|ホシザキ株式会社

国立極地研究所

ペンギントピック (Xアカウント)