Hello!Projectにおける写真集とフォトブックの違いについて〜オデッセー出版を中心に〜

はじめに

モーニング娘。'20の羽賀朱音ちゃんにとって初となる写真集の発売がお知らせされるや否や「あかねちん」「ファースト写真集」といったワードがTwitterでトレンド入りするなど、写真集という媒体は常々わたしたちアイドルオタクの高い関心を集めています。(思うに「あかねちんのあかねちん」といったスラングが横行していることもトレンド入りに拍車をかけていると思われます。誰が言いはじめたんでしょうね...。) 

写真集といえば、発行元の大人の方に「オデッセー史上最強」と言わしめた梁川奈々美ちゃんのセカンドにしてラスト写真集『unbalance』の鮮烈な可愛さが記憶に新しいですが、同時に思い出されるのは「ビジュアルフォトブック 」というジャンルの草分け的存在となった山木梨沙さんによる、こちらもセカンドにしてラストのビジュアルフォトブック 『Last Picture』です。

片や「写真集」。片や「ビジュアルフォトブック」。このことが、もうかれこれ5、6年引っかかっていました。一体なにが違うんだろう。

SNSを調べると、水着の有無を違いとするのがハロヲタ内の通説のようでした。ネットでも検索をして、知りたいことに比較的近かったのはこの記事でした。

写真集とフォトブックの違いとは?乃木坂46西野七瀬で比較検証!

ただ、ここで題材とされた、なぁちゃん(やなみんもなーちゃんだね。)こと西野七瀬さんのフォトブックは、写真以外に文章や対談などのコンテンツがあり、ハロプロにおけるフォトブックとは性質が異なっていました。(そこが「ビジュアルフォトブック」たる所以なのかもしれません。)

カントリー・ガールズさんが活動休止に入られた今、幸いわたしには時間があります。そこで、重い腰をあげて検証を試みることにしました。


検証方法

同じ2019年にオデッセー出版より発行された、梁川奈々美写真集『unbalance』、山木梨沙ビジュアルフォトブック『Last Picture』を対象として、①奥付 ②装丁 ③紙質 ④ページ数 ⑤衣装 ⑥価格 の6項目を比較していく。


①奥付

『unbalance』

2019年2月22日 初版発行

発行人:朝比奈豊

発行:オデッセー出版

印刷:製本所 図書印刷株式会社

 

 『Last Picture』

2019年12月11日 発行(※版の記載なし。)

他の項目は同じ。

ちなみに小関舞ちゃんのフォトブック『舞BEST』も確認したところ「2019年12月18日発行」となっており、版の記載はありませんでした。


②装丁

綴じ方、表紙、背表紙、裏表紙ともに目立った違いは見受けられませんでした。

綴じ方(無線綴じ)について、写真集『unbalance』とフォトブック『舞BEST』がちょうど2冊ずつあったので(え?)参考に比較してみました。

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あくまで個人的観測ですが、写真集の方がページのギザギザぐあいが整っていて、フォトブックの方が仕上がりが荒い気がします。


③紙質

見た感じ違い無し。測定できるものを持っていないので、目をつぶって紙の厚さで判別できるかを試みたところ当てられませんでした。おそらく厚みは同じかと思われます。表紙も紙面も。


④ページ数

本にページ数が書かれていないので自力で数えはじめましたが、そういやどっかに載ってなかったっけ?と途中で気づき、オデッセー出版のホームページを確認したところちゃんと記載がありました。よかった。

『unbalance』全112ページ

『Last Picture』全128ページ

参考に、同じ2019年に直近で発行されたものを3冊ずつ見ていくと、下記の通りでした。

・写真集

加賀楓さん128ページ 

高木紗友希さん112ページ

川村文乃さん112ページ


・フォトブック

小関舞ちゃん112ページ

中西香菜さん112ページ

金澤朋子さん(三芳町の)48ページ


2018年に発行された佐藤優樹ちゃんのフォトブックは152ページあったりと、(少し小さいB5版ですが。)ページ数による分類では無さそうです。


⑤衣装

『unbalance』

水着、私服風、制服、パジャマ、浴衣

(と書きつらねながら、なぜか後ろめたさが芽生えました。)

『Last Picture』

私服風、浴衣、ドレス、バスタオル、道重T


山木さんの置き土産がすごい。ちなみに梁川奈々美ちゃんのファースト写真集は水着あり、小関舞ちゃんのフォトブックは水着は無しでした。これは明らかな違いと言えます。


⑥価格

写真集¥2778+税

フォトブック¥2819+税


他のものも比較で見たところ、ページ数が少なったり、本のサイズが違ったりというものを除いて基本的に写真集もフォトブックも同価格でした。(やなみんの写真集は増税前に発行されたので価格設定に差異が生じています。お買い得だね。)


まとめ

今回の検証で見受けられた違いは、下記の3点でした。

・写真集は「初版」という版の記載があり、フォトブックは無い。

・綴じ方が写真集の方が丁寧?

・水着の有無。
版の記載の有無がどういうことを意味するのか、逆に聞くけど分かる方いらっしゃいますか?重版する予定かどうかなのかな。水着の有無に関しても、逆に聞くけど皆さんの推しの写真集やフォトブックはいかがでしょうか。何か気付かれたことなどあれば、どしどしコメントお待ちしております。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

 

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