不定期連載 やなみんとわたし 第6回「逆に聞くけど」

カントリー5周年記念イベントの朝、とある所へ行ってきました。

SAYUMINGLANDOLL〜希望〜を観るために前日から東京に来ていて、今日は2014年11月26日ぶりの「一生のお願い」を使っての平日有休。通勤ラッシュの新宿駅を遠足気分で歩くのはなかなかの背徳感がありました。

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小田急の駅でモーコー。山手線やその他の電車と比べて小田急は時間の流れがゆっくりで、ホッと出来る感じがします。(関西人の個人的な印象です。) 同じ車両には移動時間を利用して勉強をしている女の子がいて、JKやなみんの幻影を重ねたりしました。神奈川県民は小田急をよく利用するんだろうか。藤沢駅江ノ島線に乗り換えると、外国人やカメラを観光の皆さんが増えて一気に旅行感。

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新宿から約1時間で片瀬江ノ島駅に到着。少し歩くと潮の香りが漂い、もうすぐ海や!というわくわく感。駅を出てすぐに観光案内所があり、マップをゲット。地図の入手はRPGの基本。とりあえず歩いて橋を渡れば江ノ島にたどり着ける模様。遠景には目指すシーキャンドル。

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地下をくぐって。

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ぐぬぬ、直進でいいんだろうか!?(あってた。)
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好天に恵まれ歩くのにちょうど気持ちがよく、江ノ島に来ることにして正解だったなぁと早くも思いました。非現実な平日。トンビがピュロロロと鳴きながら飛んでいて、やなみんとむすぶちゃんもトンビの話をしていたなぁと。カメラ持ってきたらよかったなぁ。

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江ノ島に上陸。朝早いこともあり、人はまだまばらでした。(帰りは平日にも関わらずいっぱいになっていました。) 鳥居をくぐったところが弁財天仲見世通り。

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まず発見したのは、丸焼きたこせんべいの「あさひ本店」さん。並んでいたので帰りにしようとスルーしましたが、登って行った先の亀ヶ岡広場という所に同じ系列の江ノ島頂上店があり、そちらの方が比較的空いていたのでそこで食べました。むすぶちゃんみたいなのがデカイのが来ると想像していましたが、4分割のコンパクトな状態で提供いただきました。思ったより薄くて軽く頂ける。ビールが欲しい。 

 

次に見つけたのは、お饅頭とアイスもなかを食べていた「紀の国屋本店」さん。

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もなかの形(ホタテ、ハマグリ、サザエ)と、アイス(バニラ、抹茶、小倉)をそれぞれ選ぶスタイルで、サブウェイやスタバといったカスタム系の注文に苦手意識を持っているわたしはいささか緊張しました。道の隅で動画を再確認し、サザエのバニラを慎重に注文。サザエは突起部分があるので口を大きく開けなければならず、ホタテ、ハマグリに比べ難易度が高いと感じました。やなふな席はおば様が寛がれていましたが、お店の方が外の長椅子に座らせてくれました。やさしい。歩いて暑かったので甘いもの食べてHP回復。

 仲見世通りを抜けると階段とエスカー乗り場があり、階段でも上まで行けるようですがエスカーとシーキャンドルのセット券を購入。

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エスカーは1区から3区まで3本あり、辺津宮中津宮、奥津宮と、三社を回ることができます。来る前に調べると江島神社は三姉妹の神さまを御神体としていて、三姉妹的には制覇するしかないだろうとそれぞれ拝んできました。

1本目のエスカーの登ると三姉妹の末っ子「辺津宮」。

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ここは銭洗白龍王を祀る金運アップの銭洗い池があります。お札を洗ってらっしゃるご婦人がいて、お金ビショビショなったらどうやって持って帰ったらいいんやろう...と判断に迷った私は小銭を洗い、お賽銭箱の投げ入れには2回中2回失敗しました。自分を信じれば大丈夫だと、やなみんが言っていたのでたぶん大丈夫。あとは水に濡らすと字が浮かび上がるおみくじ、水琴窟などもありました。紫色の貝殻のお守りを買いました。

 

2区のエスカーを登った先が「中津宮」。真ん中のお姉ちゃんの無病息災を祈ってきました。

奥津宮だけ3区のエスカーを降りてからだいぶ歩き、さすが長女の威厳...と畏怖の念を抱きましたが、その道中にある「山ふたつ」という絶景スポットが天国のような美しさで、あと「八方睨みの亀」という絵があり、どちらも見ごたえがありました。

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肝心のシーキャンドルは、見えてるけど近づき方が分からず、係の方に尋ねると3区のエスカーを降りた付近にある「江ノ島サムエル・コッキング苑」という庭園に入場した先とのことでした。(セット券にはここの入場料も含まれています。)

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ガラス張りのエレベーターを登り、シーキャンドルの展望台へ。

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柱に銀色の吊金具が見えているのはこの1カ所だったので、場所の特定に成功。(執念。)

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あの日の2人が見ていた景色。

そこから「逆に聞くけど」の場所にどう行くのか分からず、ぐるぐるしていると階段を発見。いよいよ外の展望フロアへ。(悪天候の場合は登れないそうです。)

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ついに。

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静かで心地よい風の吹くこの場所で、二人はどんな未来を思い描いていたんだろうな。

 

梁川さんがノスタルジーを感じられた旧市街も散策しました。

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民家が多く、ここ歩いて大丈夫なのか?という不安。猫がたくさんいました。やなふなが昼食をとった「食堂いのうえ」さんはお休みでした。

 

二人が(たぶん)絆を深めたこの場所に来ることで、私も少しだけ心の距離を縮められた気がしました。

 

叶わない夢でも、ずっと思っています。

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